ストキャスティクスのインジゲーターを作って気になったことがあります。
あれ?標準のストキャスティクスの表示だと、なんか点線が入ってる。
調べてみると、これは、レベル表示というものらしく、指定した数値に水平線を引くことができるみたいです。
この水平線を基準に、買われすぎとか売られすぎを判断する人も多いみたいです。
一般的には、80以上だと買われすぎ、20以下だと売られすぎを示すことが多いようです。
ストキャスティクスもいろいろな使い方がありますね。
そこで今回は、ストキャスティクスに、このレベルラインを表示させるようにしてみます。
以下から作成過程を説明していきます。
今回は、レベルラインを2本表示させてみます。
まずは、レベルラインを表示させるコードについて。
#property indicator_level1 30
#property indicator_level2 70
#propertyに#property indicator_levelというコードを追加します。
これは、レベルラインの基準値を指定します。ここで指定した値に水平線を引きます。
今回は、2本表示させるので、2行追加。ちなみに最大で8本表示できるみたいです。
レベルラインの基準値は30と70を使用します。
ついでに、サブウインドウの最大値と最小値を指定します。
#property indicator_minimum 0
#property indicator_maximum 100
#propertyにindicator_minimumというコードを追加します。
これで、最小値を指定します。
次に#property indicator_maximumというコードを追加します。
これで、最大値を指定します。
これも1つの目安として、表示させておいたほうがいいかもしれません。
それでは、コンパイルして実行してみます。