移動平均線を利用した手法について
公開日：2018/05/13
移動平均線について
移動平均線とは、
ある一定期間の価格の平均値を線で表したものです。
どれくらいの期間の平均にするかは、人それぞれです。
例えば、日足で期間を10にすると、10日間の価格（ローソク足でいうと10本分）の平均値が線で表示されます。
移動平均線を利用した手法
移動平均線は
王道という人もいるくらい、利用している人は多いです。
押し目、戻り目、ゴールデンクロス、デッドクロス、グランビルの法則など、
使い方もいろいろです。
そこで、今回は、一番わかりやすい（？）、移動平均線のクロスでエントリーと決済を行う手法について、
ザックリですが実践・検証しながら書いていきます。
まず、クロスするためには、当然のことながら、2本の移動平均線が必要です。
この2本の移動平均線の組み合わせも人それぞれです。
今回は、例として短期線として20日移動平均線、長期線として40日移動平均線を利用します。
実践と検証
MT4のインジゲーターでMovingAveregeから2本の移動平均線を表示させると以下のようなチャートになります。
赤線：短期線（20日移動平均線）
青線：長期線（40日移動平均線）
エントリーと決済のポイントは、以下の印のところ
買いエントリー：
赤○
売りエントリー：
青○
買い決済：
赤×
売り決済：
青×
こんな感じでエントリーと決済をしていきます。
いわゆる、
ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売りの売買パターンです。
トレンドが出ているときはとても機能する手法ではありますが、
レンジのときにはクロスが頻繁に発生してしまうので、注意が必要です。
他のインジゲーターやロジックと組み合わせて使うことで利益を確保することができるかもしれません。
これについては、今後、詳しい記事を書いていきたいと思います。
バックテスト
私が作ったEA（CROSS_MA01_EA）でバックテストしてみました。
期間が1週間（5日）と、とても短いスパンですが...
その中で大きく下げてから大きく上げる場面もありましたが、
トータルは、
マイナスです。
まあ、単純にこれだけで勝てたら苦労はしません。
まとめ
いかがだったでしょうか？
移動平均線を利用した手法はたくさんありますが、他の手法と同様、勝つときもあれば、負けることもあります。
そのときの相場にあった使い方をしたり、あくまで、トレンドの方向を見るために使ったり、
いろいろな使い方があるので、実際使用してみて、自分なりの使い方を見つけられたらいいと思います。
これから、私も検証しながら、インジゲーターやEAを作成して公開していきますので、
興味がある方は、参考にしてみてください。
それでは、また。
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