MT4 - Simple_Stochastic - インジゲーター

ストキャスティクスを独自インジゲータとして作成。
単純にチャートウインドウの下のサブウインドウにストキャスティクスを表示させるだけのインジゲータ。

■プロパティの設定

①#property indicator_separate_window
②#property indicator_buffers 2
③#property indicator_color1 Blue
④#property indicator_style1 STYLE_SOLID
⑤#property indicator_width1 2
③#property indicator_color2 Red
④#property indicator_style2 STYLE_SOLID
⑤#property indicator_width2 2

①#property indicator_separate_window
インジゲータをサブウインドウに表示する。

②#property indicator_buffers 2
インジゲータのバッファを格納する。今回は2つのバッファを使用。

③#property indicator_color1 Blue
インジゲータ（メインライン）の色を指定する。今回は青（Blue）を使用。

④#property indicator_style1 STYLE_SOLID
インジゲータ（メインライン）のラインの種類を指定する。今回は実線を使用。

⑤#property indicator_width1 2
インジゲータ（メインライン）のラインの太さ（幅）を指定する。今回は2を使用。

⑥#property indicator_color2 Red
インジゲータ（シグナルライン）の色を指定する。今回は青（Blue）を使用。

⑦#property indicator_style2 STYLE_SOLID
インジゲータ（シグナルライン）のラインの種類を指定する。今回は実線を使用。

⑧#property indicator_width2 2
インジゲータ（シグナルライン）のラインの太さ（幅）を指定する。今回は2を使用。

■変数の設定

①double BufSTC_MAIN[];
②double BufSTC_SIGNAL[];

①double BufSTC_MAIN[];
double型の変数を指定。ここでは、BufSTC_MAIN（メインライン用）という配列を指定。

②double BufSTC_SIGNAL[];
double型の変数を指定。ここでは、BufSTC_SIGNAL（シグナルライン用）という配列を指定。

■初期化関数の設定

int init()
{
   ①SetIndexBuffer(0, BufSTC_MAIN);
   ②SetIndexBuffer(1, BufSTC_SIGNAL);
   return(0);
}

①SetIndexBuffer(0,BufSTC_MAIN);
インジケーターバッファーをインジケーターバッファー領域に割り当てる。
ここでは、0番目のインデックスを指定し、BufSTC_MAINという配列を指定。

②SetIndexBuffer(0,BufSTC_SIGNAL);
インジケーターバッファーをインジケーターバッファー領域に割り当てる。
ここでは、0番目のインデックスを指定し、BufSTC_MSIGNALという配列を指定。

■指標計算関数の設定

int start()
{
   ①int limit = Bars-IndicatorCounted();
   ②for(int i=0; i<limit; i++)
   {
      ③BufSTC_MAIN[i] = iStochastic(NULL,0,5,3,3,MODE_SMA,0,MODE_MAIN,i);
      ④BufSTC_SIGNAL[i] = iStochastic(NULL,0,5,3,3,MODE_SMA,0,MODE_SIGNAL,i);
   }
   return(0);
}

①int limit = Bars-IndicatorCounted();
int型の変数limitにBars-IndicatorCounted()を代入。
Barsは、 表示されているバーの本数を格納しているint型の変数。
IndicatorCounted()は、インジケーターの確定値が計算されたバー（現在のバー以外）の本数を取得する関数。

②for(int i=0; i<limit; i++){ }
for文。

③BufSTC_MAIN[i] = iStochastic(NULL,0,5,3,3,MODE_SMA,0,MODE_MAIN,i);
配列BufSTC_MAINにiStochasticの値を代入。
ここでは、現在のチャートの通貨ペア、時間足、%K期間5、%D期間3、スローイング期間3、単純移動平均線、高値と安値、メインラインの値、i番目の足を指定。

④BufSTC_SIGNAL[i] = iStochastic(NULL,0,5,3,3,MODE_SMA,0,MODE_SIGNAL,i);
配列BufSTC_SIGNALにiStochasticの値を代入。
ここでは、現在のチャートの通貨ペア、時間足、%K期間5、%D期間3、スローイング期間3、単純移動平均線、高値と安値、シグナルラインの値、i番目の足を指定。

線の属性を指定。
ここで任意に線の色や太さ（幅）、線種（スタイル）を指定することができる。

#0 ： メインラインの線
#1 ： シグナルラインの線

線の幅が1以外のときは線種は変更できない。

• property
• SetIndexBuffer
• Bars
• IndicatorCounted()
• iStochastic