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FXは短期的に考えずに継続していくことが大事
公開日:2015年8月4日(火)
投資というと、1ヶ月とか3ヶ月で100万円稼いだとか一攫千金のイメージがある方が多いと思います。しかし、実際は違います。

このことについて、今回は書いていきたいと思います。

投資を短期的に考えてしまう例としてよく見られるのが、今日は、いくら勝った、昨日はいくら負けたなど、日単位で考えてしまうケースです。

これは1回とか数回のトレードで大きな利益を狙ってリスクを考えない、ただのギャンブルです。 投資というのは、運任せで行うものではなく、リスクをしっかり考え、ルールを守って、長期的に行っていくものです。
できるだけ早く、数回の取引で大きな利益を手に入れたい気持ちはわかりますが、これだと増えるどころかほぼ、資金が減ってしまいます。投資は楽をして短期で稼げるものではありません。

とくに裁量トレードをする場合は、感情が必ず入ってくるので、自分のルールをしっかりと身につけて、継続してトレードができる ようにメンタル面も鍛える必要もあります。

ひとつ例を挙げると、Aさんという人がいました。

Aさんは投資歴がない初心者でした。
FXに興味を持って始めてみましたが、手法やルールが何もありませんでした。
しばらくすると、1ヶ月で30万円くらい勝ったということを本人から聞きました。
普通に考えるとすごいと思うかもしれませんが、私からすると、

「たぶん運が良くハイレバレッジで取引量も最大でやったんだろうな」

「しばらくすると、損失を抱えてしまったと言ってくるんだろうな」 と思いました。

そして、数週間後、再びAさんと話をしました。

「どうしよう、稼いだ額以上に損失を抱えて今マイナス30万円だよ...」

予想したとおりでした。

詳しく話を聞くと、

最初は、意味も分からず、上がりそうだから買って下がりそうだから売って、予想通りの動きをしてくれたから一気に勝つことができた。この調子で勝てるだろうと思い、Lotも上げていった。 しかし、そこから調子が悪くなり、負け続けて損失が膨らんでいった。さらに、負け分を早く取り戻したかったからLotを上げたら、さらに負けてしまった。

これ、初心者によくあるパターンです。

何の知識も経験もなく、ビギナーズラックで大きく勝ってしまうパターン。
ここで、ほとんどの人が自分はすごいと根拠のない自信を持つという勘違いをしてしまいます。 そう、短期的に目の前の利益しか追っていない状態です。
Aさんには、リスクや投資に対する考え方を話して、今後調子よく勝ってもLotは上げすぎないようにと言いましたが、 その後も同じことを繰り返しています。
損失を取り戻して利益を増やしてまた損失を抱えて...この繰り返しです。
もう、投資ではなくギャンブルをしているようにしか見えません。
ここで反省して変われる人は、短期的にではなく、長期的に考えて安定した利益を毎月残すことができています。
初心者の方は、このパターンにはまりやすいので注意してください。

また、稼いだ金額がどうしても気になってしまいますが、利益はpipsで考えて、安定して毎月100pips、最低でも10pipsを残せていくことができる取引をすることが重要になります。
なぜなら、毎月10pips残せれば、1万通貨の取引なら1,000円の利益にしかなりませんが、100万通貨の取引なら毎月10万円稼げるとい うことになるからです。
つまり、短期的にではなく、長期的に考えていけば、たとえ毎月10pipsの利益しか残せなくても、安定して勝つことができるのであれば、Lotを上げるだけで毎月10万円を安定して稼げるということになります。

さらに詳しくはこちら → FXはpipsで考える

以上のことから、短期的に稼ぐという考えではなく、長期的に考えて安定した利益を確保していくように運用していくことが大切になります。

■参考ページ
資金・Lot管理
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