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スワップ
スワップとは
スワップとは、FXでドル円やユーロ円などの通貨を取引することで得られる金利のようなものです。具体的には、スワップポイントと呼ばれ、取引したときに2つの国の金利の差額をスワップポイントとして受け取る事ができます。

例として、日本の金利が1%、アメリカの金利が10%だった場合、
日本円を持っていたときは、1%の金利がつきますが、アメリカドルを持っていたときは10%の金利が付きます。このとき、円を使ってアメリカドルを購入すると、円を売ってアメリカドルを買ったということになります。そして、保持しているのはアメリカドルなので、アメリカドルの金利を受けることができます。
しかし、アメリカの金利の10%をそのまま受け取れるわけでなく、円とアメリカドルの取引なので、アメリカドルの金利である10%から円の金利1%を引いた差額を受け取る事ができます。

10%(アメリカドルの金利)-1%(日本円の金利)=9%(金利の差額)

となるので、9%の金利差分を受け取る事ができます。
この金利差で受け取ったお金をスワップポイントといいます。

また、この逆のパターンもあります。
上記の例と同様にアメリカの金利が10%、日本の金利が1%だった場合、
円でドルを買ったときにはスワップポイントを得ることができましたが、 ドルで円を買ったときは、1%-10%=-9%となり、逆に金利の差分を支払うことになるため注意が必要です。
つまり、円ベースで考えると買いポジションのときはスワップポイントを得ることができますが、売りポジションを持ったときはスワップポイントを支払わなければならないということです。
スワップポイントが付与されるタイミング
スワップポイントがつくタイミングは、業者によって多少違うこともありますが、だいたい毎朝7時の時点でポジションを保有していれば、付与されます。また、相場が休みの土日分も付与されます。土日分は水曜日や木曜日に付与されるので、通常の3倍分が反映されることになります。
スワップポイントが高い通貨ペア
スワップポイントは各国ごとに金利が違ったり業者ごとにも多少の違いがあるため、低いものと高いものがあります。その中で、スワップポイントが高い通貨ペアは、豪ドルやNZドル、トルコリラ、南アランドなどがあります。主に資源国通貨や新興国などが金利が高めになっています。
スワップトレード
スワップポイントを利用したトレードは、昔ほどではありませんが、今でも行っている人はいます。取引通貨ペアやルールなどは人それぞれですが、調べてみるとたくさん見つかると思いますので興味がある方は調べてみてください。

また、当サイトでもまだ実験・検証中ですが、実際にリアル口座でスワップポイントを利用した取引を行っています。

詳細はこちらのBlogを参考にしてください↓
SBI FXのスワップを1通貨から積み立てていく地道なトレードで稼ぐ
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